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2013/02/06

石器文化研究会第259回例会のご案内

 この2月から5月にかけて、2012年中の調査成果を踏まえた報告、研究発表を各所で行なわさせていただく予定となっております。スケジュール・プログラムが定まったものから、順次、ご案内させていただきます。
 まずはじめは、石器文化研究会第259回例会です。「アウト・オブ・アフリカII 南回りルートを追跡する」と題して、アラビアからインドまでの地域における最近(2012年12月まで.一部、最新の情報も追加あり?)の調査・研究動向を紹介するとともに、ヴィーサル・ヴァレーでの発掘調査、インドでの現地踏査などの成果も紹介したいと思います。なお、研究会のホームページはまだ情報が更新されていないようですので、会員向けメーリング・リストに配信された内容を以下に記しておきます。石器文化研究会の例会は、会員外でも資料代のみで参加できますので、興味をお持ちの方は、是非どうぞ!!
 なお、ヴィーサル・ヴァレーにおける調査の様子や成果の速報については、3月に予定されているインド考古研究会(日程未定)、および西アジア発掘調査成果報告会(3月23~24日)でも報告する予定です。


石器文化研究会第259回例会

日 時:2013年2月16日(土)14:00~
場 所:明治大学考古学実習室(猿楽町第二校舎3階) ※猿楽町構内案内図はこちら
題 目:「アウト・オブ・アフリカII 南回りルートを追跡する」
概 要:遺伝人類学研究の進展とともに、現代人の出アフリカ後の拡散ルートとして注目されている「南回りルート」に関する調査、研究の現状をアラビア~インドまで概観し、また関連遺跡や石器群について紹介する。

【参考文献】 野口(2013)「南アジアの中期/後期旧石器時代 「南回りルート」と地理的多様性」『ホモ・サピエンスと旧人 旧石器考古学から見た交替劇』、六一書房

写真は、インド南部ジュワラプーラム遺跡群の景観(2013年1月撮影)

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